クリスチャンの兄弟や姉妹を懲らしめるのは全然楽しいことではありません。それが楽しいと思う人は、相手を決して懲らしめてはいけません。
それでも、兄弟や姉妹を懲らしめなくてはならない時もあります。
今日の個所では、パウロはどのようにそうするべきか教えます。前回の記事では、私たちが見たのは、あるテサロニケ人たちは怠けもので、健康な人だったのに働くことを拒んだことです。
テサロニケにいた時、パウロは彼らを訓戒したし、パウロの最初の手紙の中でも、もう一度彼らを訓戒しました。それでも、彼らはまだ働くことを拒みました。だから、パウロはテサロニケ人たちにこう言いました。
兄弟たち、私たちの主イエス・キリストの名によって命じます。怠惰な歩みをして、私たちから受け継いだ教えに従わない兄弟は、みな避けなさい。(6)
それはかなり厳しい言葉です。パウロが意味したものの一つは、その怠けものが食べ物やお金を頼むと、テサロニケ人たちが助けるべきではないということでしょう。でも、それだけではなく、パウロはもっと厳しいことを言いました。
もし、この手紙に書いた私たちのことばに従わない者がいれば、そのような人には注意を払い、交際しないようにしなさい。その人が恥じ入るようになるためです。(14)
もう二つの注意事項があります。一つ目は、テサロニケ人たちは、その兄弟たちの怠惰さから影響を与えられないように注意するべきだったということです。だから、パウロは彼らにこう言いました。
兄弟たち、あなたがたは、たゆまず良い働きをしなさい。(13)
でも二つ目のは、私たちが兄弟たちや姉妹たちを懲らしめるときに、私たちの態度に注意するべきということです。つまり、
敵とは見なさないで、兄弟として諭しなさい。(15)
敵対的な態度ではなく、神様の愛を持って、その人たちを扱うべきです。私たちの目的は相手を滅ぼすことではなく、むしろ、相手を引き戻すことですから。
神様から離れている兄弟たちや姉妹たちをご存じでしょうか。あなたはどうするでしょうか。