ソロモン王はこう書きました。
力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。(箴言4:23)
もちろん私たちはいつもそうするべきだけど、私たちが苦難の中にいる時は、特にそうするべきです。ソロモンの父ダビデは、それをよく知っていました。なぜなら、彼はいろんな試練を経験したから。
この詩篇の最初で、彼は神様の助けを願います。
ダビデの人生を見る時、私たちが分かっているのは、苦難の中にいる時に彼が自分の力と知恵に頼れずに、神様を信頼したということです。だから、4節で、彼は言います。
主よ。私のたましいはあなたを仰いでいますから。(4)
そして、彼は神様の性格について考え始めます。彼は祈りました。
主よ。まことにあなたはいつくしみ深く、赦しに富み、あなたを呼び求めるすべての者に、恵み豊かであられます。
主よ。私の祈りを耳に入れ、私の願いの声を心に留めてください。
私は苦難の日にあなたを呼び求めます。あなたが答えてくださるからです。(5-7)
つまり、「私はいろんな問題があるけど、あなたが私を愛することを信じます。あなたが良い方であることを信じます。また、私が呼ぶ時、あなたがきっと答えてくださることを信じます。」
クリスチャンはそのことを信じるはずだけど、試練に直面するとき、疑いが私たちの心に入るのは簡単なことです。でも、ダビデは全然疑わなかった。
むしろ、彼は神様の偉大さに焦点を当てました。つまりダビデは、神様に対してはダビデの問題が大きすぎないことを思い出した。だから、彼は歌いました。
主よ。神々のうちで、あなたに並ぶ者はなく、あなたのみわざに比ぶべきものはありません。
主よ。あなたが造られたすべての国々はあなたの御前に来て、伏し拝み、あなたの御名をあがめましょう。
まことに、あなたは大いなる方、奇しいわざを行なわれる方です。あなただけが神です。(8-10)
そして、ダビデは自分の心について考えて、主に祈りました。
主よ。あなたの道を私に教えてください。私はあなたの真理のうちを歩みます。私の心を一つにしてください。御名を恐れるように。(11)
ある英語の翻訳はこう書いてあります。
あなたの道を私に教えてください。そうすれば、私はあなたの忠実さを信じます。
試練に直面するとき、この箇所は本当に大切だと思います。なぜなら、大変な問題に直面するとき、時々私たちの信仰は揺るぎ始めるから。
でも、試練の中で、ダビデは祈ります。「主よ。あなたの道を教えてください。私の心を一つにしてください。私があなたの真理の道を歩むのように。私があなたを信頼できるように。」
私たちもそんな態度が必要です。私たちはいつも神様を見つめ、私たちの信仰を持ち続けるべきです。
だから、苦難の中にいる時、ダビデのように歌いましょう。
わが神、主よ。私は心を尽くしてあなたに感謝し、とこしえまでも、あなたの御名をあがめましょう。
それは、あなたの恵みが私に対して大きく、あなたが私のたましいを、よみの深みから救い出してくださったからです。(12-13)