エルサレムの城壁の修理は完成しました。それでも、ネヘミヤは落ち着けませんでした。ネヘミヤは信頼できる二人の人にエルサレムを治めるように命じました。ハナニとハナヌヤは特にエルサレムの防衛の係でした。ネヘミヤは彼らにこう言った。
太陽が高く上って暑くなる前に、エルサレムの門をあけてはならない。そして住民が警備に立っている間に、門を閉じ、かんぬきを差しなさい。エルサレムの住民のうちから、それぞれの見張り所と自分の家の前に見張りを立てなさい。(3)
なぜそう言ったかというと、皆が寝ている間に、また、皆が起きたばかりときに、エルサレムは攻撃されてはいけないからです。そして、皆が自分の家に近い地域を守るので、彼らはきっと目を覚ましています。
私たちも目を覚ましているべきです。私たちの霊的な城壁を建て直して、信仰に堅く立っているかもしれない。でも、私たちは警戒心を解く事ができません。サタンはいつも私たちを倒す機会を待っています。彼は本当に忍耐強いです。私たちがあまり気を付けないと、彼はすぐに私たちを攻めます。
ダビデとバテシェバの話は本当に良い例です。
だから、パウロはこう書いた。
ですから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけなさい。(第一コリント10:12)
また、ペテロの言葉をいつも思い出しましょう。
身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。(第一ペテロ5:8)